代表者 神田 恵実
大手前短期大学歯科衛生学科 助教
代表者以外のメンバー 西尾 信大・大手前学園 情報メディアセンター課長
関根 伸一・大手前短期大学歯科衛生学科 教授
中村 隆志・大手前短期大学歯科衛生学科 教授
タイトル 歯科領域におけるXRを活用した感染予防対策教材の開発
実現したいアイデア

飛沫やエアロゾルの飛散・付着を実際の実習室や実習で使用する個人防護衣と仮想的に合成し、視覚的に清潔不潔の理解を深めたい。360度映像や3Dスキャン技術を用い、治療用器材、患者、施術者、個人防護衣等への飛散状況をVR/XR技術でマッピングすることでビジュアル化を試みる。

現状

感染予防対策は医療において不可欠な知識であり、歯科領域の実習授業では、飛沫やエアロゾルに対する感染予防対策が非常に重要である。しかしながら、個人防護衣の正しい使用法や概念が学生のレベルでは理解しづらい。臨床実習でも実習指導者から学生の感染予防対策に対する理解の低さについて指摘を受けることが多い。

求めるパートナー・不足しているもの

感染予防対策教育は医療だけでなく、多様な分野でニーズがある。また、感染予防対策のみならずVR/XR技術を活用した演習は臨床現場を含む医科歯科領域において様々な応用が可能である。実際に学習者が使用する施設を利用した教材開発を試みたく、VR/XR開発の企業との協働を希望する。