代表者 河村奈美子
滋賀医科大学・教授
タイトル 未来の医療を支える学修コミュニティをデザインする
実現したいアイデア

本学は医学科と看護学科があり、質の高い医療人を目指すため反転授業の実施に取り組んでいます。学生個別の学習の深化を基盤に、社会の中の医療人として総合的な人間力を育むために、学生同士、教職員が双方向かつ多層的に協力しあうコミュニティをデザインしたく、デジタル技術と人間力の新たな醸成と融合を目指したい。

現状

今年度より、本学ではデジタル技術を活用した反転授業の実施に向け取り組んでいます。学生が後進学生のために教材作成をし、学生の双方向の理解の深化が見込まれます。知識とともに、多職種が「連絡」ではなく「連携」しあえることに貢献できる総合的な医療人としてのコミュニケーション能力、倫理観の醸成が課題です。

求めるパートナー・不足しているもの

現在の社会情勢を鑑み、物理的距離はありながらも、特に患者の心理を推し量り、尊重することを学ぶシミュレーション教育・医療人の継続教育への応用が課題です。表情認識システムやデジタルコンテンツ等を活用したコミュニケーション教育を共同開発してくださるパートナーを求めております。