代表者 掛下 哲郎
佐賀大学 理工学部・准教授
タイトル 改良型ハイフレックス授業:対面・遠隔受講の選択の自由と担当教員のみでの運用の両立
実現したいアイデア

オンライン授業(ライブ授業,オンデマンド授業)は対面授業を超える様々な長所を持つ.一方で,対面授業を希望する学生も見られる.私は,(1) 学生が対面・遠隔の受講方式を自由に選択でき,かつ,(2) 担当教員1名で運用できる改良型ハイフレックス授業を考案した.この方式を他大学等にも広めることで,対面授業およびオンライン授業の両者の長所を活かした教育が実現できる。

現状

オンライン授業に慣れ、その利点を理解・活用する学生は多く見られるが、一方で対面授業を強く求める学生・保護者も見られる。新型コロナ禍は第5波が収束しつつあるが、今後の見通しは必ずしも明確でなく、多くの教員に対面授業とオンライン授業の両方の負担がかかっている。そのため、提案方式には大きなニーズがある。

求めるパートナー・不足しているもの

考案者を含む一部の大学教員には受け入れられているが,より広い範囲で提案方式の実証実験を行い,教育効果や運用コストを評価する必要がある。