EVENT

Scheem-D Pitch and Conference 2023 〜生成AIと教育〜

開催日時

2024年2月9日(金) 17:00-20:00(16:30-開場)

 

開催形態

ハイブリッド(オンライン・オフラインどちらでも参加可能)

開催地(現地会場)

CIC Tokyo(東京都港区虎ノ門1-17-1 虎ノ門ヒルズビジネスタワー15階)

概要

デジタル技術を活用した高等教育の進化を加速するため、デジタル技術の活用に関心のある大学関係者や、高等教育に活用できる可能性を秘めたデジタル技術・プロダクトをもつ企業が、関連の提案を広く発信するピッチイベントです。

近年、急激に社会実装への動きが進む生成AI等のテクノロジーと教育をテーマに、採択された登壇者から刺激的な提案が披露されます!私たちがどんな”学び”をしていきたいか、ピッチを通して、一緒に考えましょう!

※生成AI:生成AI(または生成系AI、Generative AI、ジェネレーティブAI)は、学習しさまざまな文章や画像などのコンテンツを生成できるAIのこと。ChatGPTは生成AIのアプリケーションの一つ。

タイムテーブル

16:30    受付開始・現地開場
17:00-17:03 開会
17:03-17:05 挨拶
17:05-17:10 スキームD概要紹介
17:10-18:20 ピッチ(アイデア部門7組)
18:20-18:25 休憩
18:25-19:35 ピッチ(実装部門7組)
19:35-19:55 総評
19:55-20:00 閉会
20:00-20:40 現地Networking

参加申込方法

イベント告知ページから「チケットを申し込む」にお進みください。
https://scheemd-gai-education.peatix.com/

ピッチ登壇 代表者・タイトル・概要(代表者50音順)

 <アイデア部門>


鵜沼 篤
市立秋田総合病院麻酔科 医長/秋田大学大学院医学系研究科 麻酔・蘇生・疼痛管理学講座 非常勤講師 兼 博士課程
医学教育で大規模な学生間のグループワークを促す AIファシリテーター Co-G
 日本の医学教育において、協働学習を強化するため、グループワークを実施可能にするAIファシリテーターを提案する。各グループにAIを配備し、教員のセントラルAIと連携させ、教員が全体を俯瞰的にマネジメントできることを目指す。


木村 佐千子
獨協大学外国語学部教授
生成AIを用いたドイツ語学習の新たな展開
 生成AIは語学学習に大きな影響を与えている。英語ではすでに対話型生成AIをとり入れた学習プログラムが利用でき、効率的な学習ができる。ドイツのGDPは日本を抜いて3位になった。今後ドイツ語圏諸国との関係がますます重要になると考えられるなか、対話型生成AIを組み込んだドイツ語学習プログラムを開発したい。https://edx.nii.ac.jp/lecture/20230908-06


小塩 篤史
麗澤大学 EdTech研究センター センター長/教授
創造性拡張エンジン Xai
 本提案は、創造性を支援するAIとの対話を通じて、人間の創造力の拡張を行うというアイデアです。「創造性」=「多様な視点での思考力」と捉え、人間の視点を拡張する対話型Xaiを提案します。ロールプレイをするAIと対話したり、AIからの多様な視点から問いかけに応じ、自らの思考の偏りを理解し、創造力を解放する一歩を踏み出します。https://www.reitaku-u.ac.jp/lp/engineering/


島 青志
ブルーロジック株式会社 代表取締役社長
生成AIを活用した対話型絵画法(Visual Generative Strategies)
 グループで対話しながら、画像生成AIを活用し、各々のアイデアや想いから1つのイメージを生成してビジョンを共有する手法。アイデアや概念を可視化する力を養う。また、絵画(イメージ)から対話を通じて言葉を紡ぐ「対話型鑑賞法」と組み合わせることで、問題発見力や想像力そして創造力、仲間への共感力を醸成する。https://bluelogic.jp/artthinking/vgs/


須藤 覚斗
立教大学 学生
教育をする人とその分野で活躍するワーカーをマッチングさせるサービス
 日本の教育現場の課題となっている教育者の①人脈と②時間に対して、教育機関向けマッチングサービスを展開する。そうして教育者の人脈量を拡大させ、情報交換等を基にした教育の質向上を促進する。さらに、そのサービスを基軸に教育機関向けBPOの仕組みを構築して、教育者の教育や研究以外にかける時間を削減する。


瀬崎 颯斗
東京大学大学院新領域創成科学研究科・修士課程
Paper 2 Clip-論文をショート動画化し、学際交流を促すプラットフォームの構築-
 最新の学術研究が世界中で日々更新される中、初学者が適切な情報にアクセスすることは容易ではありません。私たちが提案する「Paper 2 Clip」は、学術論文をショート動画に変換するサービスです。誰もが気軽に最新の学術情報に触れ、専門知識や言語の壁を超えて交流できるプラットフォームの提供を目指します。


丸山 雅貴
筑波学院大学 経営情報学部 助教
人工知能技術の活用による探究と創造の往還を通じた協調学習の支援
 探究と創造を往還する協調的な学習活動を通じ、問題解決能力を向上させる取り組みの事例が近年みられる。生成系人工知能技術等を駆使することで、学習活動のさらなる活性化が期待されよう。人と協調する人工知能技術の活用により、探究と創造を往還するプロセスを支援するフレームワークを提案する。


<実装部門>


岡崎 浩二
株式会社キャリアボット代表取締役社長
次世代型バーチャルキャリアセンター
 「次世代型バーチャルキャリアセンター」では、メタバースと生成AIを活用して、学生にとってよりアクセスしやすい就職・キャリア支援を実現します。メタバース内で生成AIに連動するアバターを配置し、学生がキャリアセンターの情報提供や就職相談を受けることができます。https://careerbot.tokyo/



 川又 尋美
株式会社AIMS 代表取締役CEO
AI技術でウェルネスを実現する 電子瞳孔計「AiLive」
 電子瞳孔計AiLiveのコンセプトは「メンタルサポートを必要とするタイミングを適切に知ることで、重症化を防ぐ・未然に防ぐ」です。そのために、私たちは電子瞳孔計でメンタルを可視化するソフトとハードの研究開発をしています。AI技術を駆使して、パーソナライズされた状態分析を表示し、解決策を提案します。https://aimicros.com/service/#ailive


佐藤 雄太
株式会社みんがく 代表取締役
教育サービス開発の民主化を実現するプラットフォーム「スクールAI」
 生成AIの進化により、大学教員自身がサービスを作れる時代になったのに、現場では利用すらままならない状況です。「生成AIのすごさは分かっているが、教育現場では使えない」原因を解決するソリューション「スクールAI」を開発しました。質問応対ボットから英文添削サービスまで多様な用途で開発できます。https://mingaku.net/school-ai


塩飽 哲生
AwakApp Inc. 代表社員
 AIチューターを活用した学習に対する自己効力感及び自己肯定感の向上に関する取り組み
 AIチューターは、問題や解説を写真で撮影しLINEに送るだけで、疑問を即座に解決するパーソナル家庭教師アプリです。対話形式で行われ、教科書や問題集の解説で分からない部分も明確に教えてくれます。現在のユーザー数は20,000人(2023年12月)。新機能として、生徒が前日に勉強した内容、特に以前できなかったことへの成功や生徒の努力や成長を強調し、翌日の朝7時に全員に提供します。これらのフィードバックは生徒の自己効力感と自己肯定感を高めることを目的としています。https://www.ai-tutor.app/ja


長尾 確
株式会社CYPE Technology代表取締役
生成AIを用いたオンデマンド・インタラクティブアバター講義システム
 生成AIに基づく講義内容に応じた質問回答システムの構築法を一般的なメソッドとして確立した。既発表のオンデマンド講義システムCYPE VR Academyに自動質問回答機能を導入した製品を開発し、名古屋大学において実証実験を行った。今回は、VR講義収録と質問回答データベース作成機能を含むインタラクティブアバター講義システムを紹介する。https://jp.cype-tech.com/products/cype-vr-academy/


中村 聡志
株式会社アルゴ式 代表取締役 CEO
データサイエンス教育を支える、生成AIを活用した学習管理プラットフォーム
 急激なデータサイエンス教育の需要拡大に対応できるインフラを整備するために、従来避けられなかった数時間の環境構築をスキップし授業を円滑に進めることが可能な教材・課題の管理システム(LMS)、生成AIによるチャットボットの2つから構成される学習管理プラットフォームを提供する。https://algo-method.com/


早川 世治
ミレー株式会社 代表取締役
EC構築で稼ぐ術を学び、創意工夫し、発展させ、その中から、生き方を探す。
 「10pxグリッド単位で構築するEC開発プラットフォーム」
 私の思う教育とは、「食べていくことのできる大人になる」。そのための術を学生時代に身につけることと考えます。「実利に直結する」教育のあり方が必要です。私が提案するのは、「EC」です。ECを通じて商売の基本を学ぶということです。そこで稼ぐ術を身につけることが、今後の進路、能力開発にもつながっていきます。