アイデア一覧

本ページでは、スキームDプロジェクトで募集をした、デジタル技術を活用した学生中心の新しい学びのアイデアを紹介しています。アイデアの実現に向けて協働いただける方、ご関心がある方などいらっしゃいましたら、ぜひ一度senmon@mext.go.jpまでご連絡ください。各アクターをご紹介いたします。

ピッチ・アクター

片山 昇

東京理科大学 理工学部電気電子情報工学科 准教授
株式会社ETeq 代表取締役

https://youtu.be/68wzGnySLpg
「BYOD時代の体験型・非言語教材」
工学分野の進歩は著しく学部教育で教えるべき内容は増加傾向にあるため、限られた学習時間での対応が課題となっている。従来の授業は教科書や板書などの受動型・言語による伝達手段を中心とする教材に頼ってきたといえる。しかしここ数年でデジタル機器の普及が進み、人類史上はじめて全ての学生がデジタル機器を持つ時代に突入した。そこで応募者は参考資料に示す体験型・非言語教材を開発し、大学で担当する授業を効率化することを試みている。 さらに今後より多くの教育現場に展開すべく株式会社を設立した。スキームDでは提案する教材の質を高める他、資金提供・教材開発・効果検証をご協力いただけるパートナーを求める。

駒澤 伸泰

大阪医科薬科大学 医学教育センター
副センター長

https://youtu.be/YS7eZIfX5Yg
「VR/AR/MRを活用した多職種連携シミュレーション教育の開発」
★どのような教育を実現したいのか
臨床現場における患者満足度や医療安全向上に推進のために、「多職種連携教育」は必要不可欠である。多職種連携教育では、「参加職種や学部構成の複雑性」や「多学部参加による教育空間不足」などの制限因子が存在する。 特に、新型コロナウイルスパンデミックにより、集合型の演習およびシミュレーション形式による多職種連携教育は大きな制限を受けた。 VR/ARを活用した多職種共通のシミュレーション教育の開発により、医療系学部に共通の「新規教育手法」が創造でき、Withコロナ/Afterコロナ時代における多職種連携教育を実現したい。
★そのために今後どのような取組を行いたいか
そこで、本学教育センターから、「教育工学に基づいた多職種連携シミュレーションの教育方略の提供」を行い、提携企業のVR/AR作成スキルと併せて、急性期から慢性期までを包括した医療現場の多職種連携シミュレーション教育システムを構築したい。
★その実現に当たり今不足しているものは何か
 VR/AR/MR作成技術を我々は有しておらず、外部企業とのコラボレーションとすり合わせにより「臨床現場に適合した医療者教育VR/AR/MR」作成に結び付けたい。

久保田 耕司

山陽女子短期大学 臨床検査学科
准教授

https://youtu.be/7G2hQIKD0m8
「Good Question Creativity 課題創出力の開拓と育成」
「自ら問題提起し解決できる人材を育てる」 ことが、大学に求められる教育であり、我々が実現したい目標です。 そのために、我々は学生が自らテスト問題を作成する学習に着目しました。良問を作成できることは、問題と解答者への深い理解によると考えたためです。 はじめに教員向けに、教育工学理論に基づき試験結果から問題の適切性を評価するアプリケーションを開発しました。1大学で実証実験を行ない、良問での成績評価を行なった学生の正確な学力の把握と授業改善が可能になり、成績の上昇率も向上しました。 これをクラウドベースシステムに拡張して学生が自ら作問する学習のツールとして展開するにあたり、データの集積環境が不足しています。実証研究に共に取り組んでくださる方・機関を求めています。

松村 直樹

株式会社リアセック 取締役
株式会社ピックアンドミックス 代表取締役

https://youtu.be/qNzlrf3p8-U
「即時フィードバックで、学生のジェネリックスキル開発を加速!」
1.どのような教育を実現したいのか
コミュニケーションやリーダ性といったジェネリックスキル(基礎力)の効果的な育成のために、学生が何等かの体験をしたその直後に、活動・行動をアセスメントし、結果をフィードバックすることで、短いタームで経験学習のサイクルを回すような仕組みを実現したい。
2.そのために今後どのような取組を行いたいか
特にグループディスカッション型の授業に焦点をあて、①授業内における発話データを収集し、②特徴量を抽出し、③その量や質(内容)を評価したうえで、④授業終了後に即時フィードバックする仕組みを確立する。本取組の特徴は、③の発話内容を「評価」するアセスメントロジックを有する点にある。
3.その実現に当たり今不足しているものは何か
ジェネリックスキルの高い学生を特定し、彼らの発話特性をモデルとしてアセスメントロジックを構成する(ジェネリックスキルの高低の判別には、基礎力測定テスト「PROG」を活用する:添付資料②)。取組の目的達成のためには、多くの学生の発話データと、彼らのPROGデータの収集が必須となる。

田畑 修

Liang Zilu

京都先端科学大学 DXを活用した次世代教育
プラットフォーム構築全学プロジェクト

https://youtu.be/1orcFKh00qQ
「"BrAIn"Brain StormingをAssist Activate Amplify」
反転学習とグループワークによるブレーンストーミング(BS)を取り入れた、学生の主体的学習を基本とする大学教育(遠隔&対面)の実現を目指す。 学生は修得を目指す知識を事前学習し、講義では教員が提示する課題に対して90分間に2、3回,学生を数人ずつのグループにしてBSを実施する。ネット接続したノートPCを用いてヘッドセットを装着し、リアルタイム言語処理AIを駆使して学生のBSを支援・加速・活性化する。教員はクラス全体のファシリテートと講義マネージメントに徹する。 意味理解に基づくキーワード抽出、マインドマップ等の思考ツールでのアイデア視覚化、ヒントやアドバイス生成などの機能を提供するAIシステム開発とこれを活用したコンテンツ開発を実施する。

髙島 崚輔

ハーバード大学 学生
NPO法人留学フェローシップ 代表理事

小林 令奈

コーネル大学

高橋 祐貴

東京大学

https://youtu.be/BQ467J1pIKw
「学生目線でつくる履修選択サポートシステム」
現役学生の我々は、授業関連データの可視化で学修者本位の履修行動実現を目指す。授業価値の最大化には、授業自体の改善以上に、正確な期待値の下に高い意欲を持つ学生が受講することが必要だ。しかし現在は受講前に学生が授業について得られる情報は限られ、受講中にミスマッチに気付き授業に注力しなくなる事例も多い。そこで①授業評価・成績分布等の授業関連データの整理・公開、②学生個人の履修・授業評価・図書館の貸出履歴・将来設計等に基づいた授業マッチングの2点により、個々の学生が自ら学びを設計できるよう、実証実験を行いたい。データ活用の一貫性の欠如が最大の課題であり、教学データ活用に積極的な大学との協働を希望する。

圷 健太

LasTrust株式会社 代表

https://youtu.be/BkCS6hVshFs
「教育DXで「防げる退学」を防ぐ」
■どのような教育を実現したいのか
①学生が社会で自己実現したいことと、履修科目の親和性を可視化し、学習歴のデータ解析と利活用によって「各個人に最適化された教育」を実現すること。
②ディプロマポリシー、カリキュラムマップをデータ解析し、数値化することでアセスメントポリシーの方針目安となるシステムを構築し、社会が要請する教育の質を担保する
■そのために今後どのような取組を行いたいか
①学習歴の標準データ化と、実社会で求められる知識やスキルの相関性のサーベイ
②ディプロマポリシー、カリキュラムマップのデータ解析とアルゴリズムの作成
ブロックチェーン証明書スタートアップ「LasTrust」
学習歴と企業のマッチングに関する研究で実績のある法政大学 田澤実教授
個人情報の安全な第三者活用技術で特許を持つ東北大学 酒井正夫准教授で取組む。
■その実現に当たり今不足しているものは何か
実証実験への参加大学
リサーチ会社
LMS事業者(Scheem-D以外からの募集も可能)

峯 恒憲

九州大学 大学院システム情報科学研究院情報知能工学部門 准教授

https://youtu.be/laYdSYHVUtI
「「振り返り」で「気づき」を促進し,学びエンジンのスイッチを入れよう!」
★学びエンジンのスイッチである「振り返り」と「気づき」を得ることを習慣化する教育を実現したい。
★「振り返り」や「気づき」の習慣化教育の重要性をデータを通して理解してもらう仕組み構築に関する取り組みを行いたい。具体的には、学生自身に記録させた、学習内容の「振り返り」記録と、自動収集した学習行動記録双方の分析から、学習状況や能力を自動推定し、学習改善に役立つアドバイスを自動提示する仕組みを構築する。教師自身にも、授業改善のための課題を気づかせ、授業改善に取り組ませる仕組みを構築する。
★上記教育を実践する協力者の獲得と、「振り返り」と「学習行動」両方の記録からの学習状況推定技術と、アドバイス自動提示技術がまだ不足している。

永盛 祐介

東京都市大学 メディア情報学部 准教授

https://youtu.be/qGC3jbmJr-4
「「学びの姿勢・雰囲気」可視化共有システム」
実現したい教育
本学の強みは、教育に付加価値をつけ、学生の力を最大限に高めることである。特に、学生と教員との親密な関係を大切にすることでこれを実現している。しかし、遠隔授業ではその強みがうまく発揮できていない。そこで、デジタル技術を活用することで学生・教員間の強固な絆作りを促進し、対面・遠隔授業のどちらでも質の高い提供していきたい。
今後の取り組み
履修学生から得られる測定装置やウェアラブル端末データ(脳血流、心拍数、皮膚電位等)、パソコン画面への視線、授業貢献度、内容理解度や成績といった定量・定性データを組み合わせ、学びに対する姿勢や教育効果を検証・可視化し、改善案を提示するモデルを作成する。リアルタイムで可視化される授業状況を教員・学生が確認することで、活発な学習の「場」の形成を促し、学習効果を向上を目指していく。
今不足しているもの
・ウェアラブル端末からの生体データ取得技術
・ウェブカメラによって視線や顔の動きを追跡する技術
・得られたデータからモデルを作成する技術

中野 智哉

株式会社i-plug 代表取締役CEO

矢島 慶佑

株式会社i-plug 経営戦略室 大学事業担当

https://youtu.be/WfXbF-OhOWo
「学生の成長を加速させるデジタルプラットフォームについて」
■どのように教育を実現したいのか
日々における学生の学修活動が、大学で培われるべき要件のみならず、社会で求められる要件を培いつつあるのかを、常に可視化・評価することを通じて、生涯にわたって自ら学び続け、成長し続ける人材の輩出を実現したい。
■そのために今後どのような取り組みを行いたいか
そのために、我々が構築するデジタルプラットフォームを用い、学生と教員に対して、学生の内面を可視化したフィードバックを行いながら、内面変容の因となる経験・意味づけを省察させ、成長サイクルの基礎を確立させるための取り組みを行う。
■その実現にあたり今不足しているものは何か
これを実現するために、我々は大学のパートナーシップを求めている。その協力を得ることで、大社の要件定義と概念の実証そして大学経営のニーズ検証が可能となると考える。

ウェブ・アクター

岡村 雅一

第一工業大学情報電子
システム工学科
教務部長

ARを用いた実習支援システム。対面授業で実施している実習・実験を、ARグラスとAIを活用することで、教員不在で実現するアイデアです。ARグラスにより、経験者の動作を疑似体験し、ポイントを理解した上で、実際に実行。実習の映像をAIで解析し点数化することで評価まで行います。
(現状)
本学は企業出身の教員が多数在籍し、実習・実験に関するノウハウは豊富にあり、また学生指導の能力も秀でていると自負しています。しかし、技術の教育、伝承は昔ながらの対面教育で行うしかなく、これをデジタル化し、AR・AIの技術を活用することで更に深い学びの機会に変えたいと考えます。
(求めるパートナー)
本学には、AR・AIの技術を習得している教員が不在であり、システムを開発しようとすると一からの勉強になります。これらの技術を持つ企業とのコラボを希望致します。開発に関しては丸投げではなく、共同開発、検証をおこなうことにより、本学でもノウハウを蓄積したいと考えます。

佐々木 直樹

山口大学共同獣医学部
大動物臨床学研究室
教授

ウィズコロナ時代に適合した次世代MR(複合現実)技術を用いたオンラインでのHands-on実験・実習を開発し、理工系の実験・実習や医療・獣医療の臨床教育・実習の効果を向上させる。MR(Mixed Reality、複合現実)技術を用いて、オンラインでHands-on実験・実習の3D配信技術を確立するために、複数台のカメラで講師(配信側)の動画像を3D構築した後、5G技術を用いて受講者(受信側)へオンラインで配信し、受講者は現実空間に3D構築された透過画像と現実物体を同時に観察しながら、Hand-onの実験・実習を行う。
(現状)
2020年に拡大した新型コロナウイス感染症対策として、オンライン型の座学授業が普及したが、実験・実習型の授業の遂行に関する大きな課題が未解決なままである。この問題を解決し、ウィズコロナ時代に適合した新たなオンラインでのHands-on型実習を開発し、実践する。これまでのHands-on実習教材は、対面での授業を想定しているため、オンラインでの配信と受講者側の受信では、十分な教育効果が得づらいという問題点が浮き彫りになった。このことから、今後は、独自のMR(Mixed Reality)技術を用いることで、受講者がオンラインで3次元立体構造を立体視するためのシステムを構築したいと考えている。
(求めるパートナー)
講師(配信側)で撮影した画像を3D構築して、受講者(受信側)へ送信した後、オンラインで専用レンズを用いて透過した3D画像として認識するためのデバイスと画像処理プログラムである。高容量を高速で伝送する5G技術も必要となる。

森栗 茂一

神戸学院大学人文学部教授/大阪大学招へい教授

知識・思考力だけではなく、体験・経験を獲得させる総合的な探求教育を、すべての高等教育(大学を含む)で実現したい。フィールド・現場・生活地域からの発見を体験させ、実践力・汎用力のある高等教育を実現し、大学の専門教育につなげたい。そのため、どんな教員でも指導できる、探求、フィールドワーク教育のon-lineプラットフォームの開発を推進したい。
(現状)
1980年後半のICT教育は特定教員のみで、広がりをもたなかった。このコロナ禍で、教員、学生生徒のオンライン体験は増えたが、フィールド教育は困難であった。ポストコロナでも、その記憶が忘れられ、従来どおりの対面知識解説授業にもどり、フィールドが得意(得意)な教員だけの、教科書をなぞった歴史総合、地歴探究に戻ると予想される。
(求めるパートナー)
①探求教育、フィールドワークのon-lineプラットフォームの開発と営業推進のパートナー企業が欲しい。
②従来の枠組みを一歩越え、本「歴史総合や地歴探究のフィールドワーク教育のためのon-lineプラットフォームプログラム」と連携して開発展開、実証実践しようとする国の部局(文科省以外の部局)や、自治体(脱部局)、学校・大学とのパートナーシップ

森尾貴広

筑波大学
教授

「その未来、本当に現実の人間が生活してますか?」課題解決学習のアウトプットとして、課題が解決された未来社会が舞台のストーリーマンガの創作を組み込むことによって、よくある記号化された人間が描かれる未来像よりも、個性のある人間(キャラクター)の視点に立ったリアリティのある社会を想像(創造)する学びを提供する。
(現状)
ストーリーづくりを取り入れた未来予測については、SFプロトタイピングや「マンガミライハッカソン」などでその効果が実証されつつある。他方、マンガ創作の教育への活用は、中学生・市民を対象にした地域社会を再発見するワークショップの実践でノウハウを蓄積している。
(求めるパートナー)
アイディアを「寺子屋」レベルから高等教育のスケールに乗せるには、「レッスンプロ」的なマンガ創作者、マンガ家と大学教員とのコミュニケーションをコーディネートする人材、オンラインでの協働創作プラットフォームが必要であり、これらに関連する企業・個人との協働を希望する。

川村洋平

秋田大学大学院
国際資源学研究科
教授

青木翔吾

秋田大学大学院
国際資源学研究科
助教

実体験が重要視される分野における教育効果の高い疑似実体験型の教育を実現したい。本学部が全3年生に課している1カ月間の海外の鉱山における実習である海外資源フィールドワークをVRにより実現し、特に現在のコロナ禍のような状況においても十分な教育効果を得ることが可能なVRシステムおよびデジタルコンテンツを開発していきたい。
(現状)
撮影は素人ながら本学の研究者等が海外の鉱山にて360°カメラで現場を撮影し、ヘッドマウントディスプレイにて疑似体験が可能なコンテンツを作成している。また、鉱業先進国であるオーストラリアにて先行開発されているコンテンツを使用することも可能であるが、クオリティが低く十分な没入感は望めないのが現状である。
(求めるパートナー)
その実現に当たり、現状、何よりもVRデジタルコンテンツそのものが圧倒的に不足している。オーストラリアにて先行開発されているコンテンツを使用することも可能であるが、クオリティが低く十分な没入感は望めない。メディア系企業と協力して、学生の学びと好奇心に直結する世界標準となるようなデジタルコンテンツを開発していきたい。

眞壁 幸子

秋田大学大学院医学系研究科
看護学講座
准教授

国際的に大学間で使用できる教育用Webシステムの開発。国際能力は国力上げるために重要課題である。この度世界的パンデミックにより、物理的な海外留学に多大な影響を与えた。パンデミックによる渡航制限、学生の経済問題、身体・心理機能制限があっても、持続可能性のある国際能力を高めるための教育を開発する。
(現状)
学生の国際能力を教育するために、オンラインにて国際共同的に活動している。日本、ベルギー、タイ、インドネシアにおいて、パンデミックによる影響についてグループワークを行いフォーラム開催している。物理的な留学と比較して、渡航費不要、感染リスクの削減、討論の充実などのメリットがあることを確認している。
(求めるパートナー)
国際的に活用できる大学教育用Webシステムを開発してくれる企業を必要としている。眞壁は英国での看護師経験をもち、現在国際交流センター副センター長であり、メンバーには、他国の研究者、学生がいる。市場は日本に留まらず世界にあり、無限大である。既存の技術を汎用させる内容のため開発に多くの労力は入らない。

小出 洋

九州大学情報基盤研究開発センター
教授

サイバー机上演習(TTX)に利用できるオンラインで高度な受講者どうしのインタラクションを実現する演習ツールの実現を目指す。受講生からのオンライン履修のニーズが高く、ほぼすべての講義・演習がオンラインで実施されているが、開発されたツールと要素技術はWithコロナ時代のさまざまな社会活動に貢献できる。
(現状)
これまでに九州大学ではサイバーセキュリティに関連した演習を中心に構成された社会人向けの履修証明プログラム(正規教育科目群)を展開している。ほぼすべての講義・演習がオンラインで実施されているが、TTXは参加者どうしの密なコミュニケーションが必要なため、既存の会議システムでの実施が効果的では無かった。
(求めるパートナー)
TTXをオンラインで実現するには、既存の会議システムに無い新しく特化したUX、インタラクティブ性を高める機能、ファシリエータを支援する機能を備えた新しいオンライン演習ツールが必要であり、その開発にはともに課題に取り組むパートナーを必要とする。開発するツールはWithコロナ時代の社会活動に貢献できる。

笹谷 康之

立命館大学
准教授

計画・調査・測量・設計・施工・検査・維持管理・更新や撤去という種類と規模が多様で長時間にわたり捉えにくいインフラを、写真・地図・設計図を融合するAR/VR/MRを使い見える化することで、学修の動機づけを計り、実都市と4D都市をつなぐイノベーション人材を醸成する。
(現状)
製造、医療はもとより建築とも異なり、土木系は学ぶ対象のインフラがイメージしにくいため、課題発見・解決の気づきとモチベーションを持った学生の育成が困難で、優秀な学生のゼネコン離れも深刻である。現在、ベンチャーと組んで3D点群データ等の簡易な活用技術を授業に導入する準備をしている。
(求めるパートナー)
新テクノロジーとして、スマートシティづくりにつながるAR/VR/MRを有する企業とパートナーを組みたい。社会実装として、DX等で人手不足・長時間労働の克服に挑戦している建設業のニーズとシーズを共有するために、ゼネコン・建設コンサルやインフラ管理者と連携したい。

小川 里美

日本赤十字九州国際看護大学
教授

医療現場において「失敗」は容認されない。しかし、我々は「失敗」から多くのことを学ぶ。何故、失敗したのか、どう対処すればよいのかを考え次に活かす。そこで、「失敗や危機的状況」を意図的に体験し、知識・技術・態度の習得および危機の回避と冷静な対応について反復学習できるシミュレーション教育を構築したい。
(現状)
想定外の状況が発生した設定で演習を行っている科目は、①災害関連科目、②国際保健・看護関連科目、③クリティカルケア看護である。①②はペーパーで状況を説明し、学生が想像力を働かせながら課題を解決していく。③については、シミュレーション教育を実施している。しかし、効果的な教育までには至っていない。
(求めるパートナー)
失敗や危機の事例のアイディアはある。仮想空間で学生が失敗や危機状況を体験し実感できるような教材を作成し、全学的に取り組んでいきたいと考えているものの、どのように作成すればよいのか(知識・技術)、何が必要か(設備や機材)がわからず模索している。これらについて専門家のアドバイスをいただきたい。

中澤 嵩

大阪大学数理・データ科学教育研究センター
准教授

大阪大学数理・データ科学教育研究センター(以下、大阪大学MMDS)では、数理・データサイエンス・AIを積極的に活用した事業展開を目指す企業から未解決な研究課題を技術相談窓口から募集し、デジタル技術と大学リソースの強みを生かすかたちで、学内の複数研究室と企業とが融合した研究討論を継続的に実施してきた。
(現状)
このような研究課題を円滑に遂行するためには、持ち込まれた課題に関する大容量なデータベースを効率的に共有・処理・展開するシステムを構築する必要がある。
(求めるパートナー)
このシステムを活用して潜在的なベンチャービジネスを掘り起こすとともに、産業界を活躍の場とする博士人材を育成し、更には研究成果を様々な形で広報していくことでオープイノベーションを推進する。

沓村 憲樹

筑波大学 国際統合睡眠医科学研究機構/化学域
教授

学生の学修効率と教員の指導効率の双方の向上を目的として、既存のVRやAR技術を利用した大学の化学教育を実現したい。目に見えない原子や分子の動きを可視化し、現実空間では実現困難な実習等も取り入れた、専門性に富んだユニークな化学教材や教育システムの構築を目指す。
(現状)
化学域の教員数名でアイデアを出し合っている段階。新しいVRやAR技術を開発するのではなく、既存の技術を従来までの化学教育の場に組み込むことで新しい教育環境を生み出すことが可能であると強い信念のもと、そのような技術を持つ企業と意見交換をしたいと考えている。
(求めるパートナー)
VRやAR技術を持ち、大学の高度な教育、さらには高校以前の教育の革新という我々の目標に興味を持っていただける方。科学(化学)への入り口としてデジタライゼーションを利用するのではなく、学修効率や指導効率の向上を目指した、専門性の高い実用的な教育システム、教材の開発に興味を持っていただける方。

松本 章代

東北学院大学教養学部情報科学科
准教授

佐伯 啓

東北学院大学教養学部言語文化学科
教授

毎日継続的に外国語の会話の練習をおこなえるシステムを提案する。教員が指定した日時に学習者のスマホに自動でビデオ通話をかけ、あらかじめ用意した動画を視聴させる仕組みである。動画は外国語で何かを問いかける内容となっている。質問の後には無音の返答時間(ポーズ)が設けてあり、学習者は応答の訓練が可能である。
(現状)
これまでに音声電話をかけるシステムは実現し、教育効果の検証まで完了しているが、ビデオ通話についてはこれからシステムを構築しようという段階である。また、本システムは言語の種類を問わず適用可能な汎用的なものであるが、現状はドイツ語の授業を想定して準備を進めている。今後は他の言語にも拡充していきたい。
(求めるパートナー)
上記要件を満たすビデオ通話アプリの実装技術が難しく現在実現にはいたっていない。そこで、共同開発していただけるパートナーを求めている。また、本システムを採用いただける高等教育機関の外国語の授業があれば、実証実験にご参加いただき共同研究をおこないたいと考えている。

有馬 淑子

京都先端科学大学 人文学部 心理学科
教授

センシング技術と機械学習を用いて、チーム内に集合知を生み出すシステムを構築する。近年の研究では、行動の同期性が集合知を生み出す事が示されている。そこで、身体動作と視線の同期性がパフォーマンスに及ぼす効果を実験的に検討する。その実験結果を踏まえ、集合知を促進させるフィードバックアプリを開発する。
(現状)
現状として、VR技術の教育利用は追体験させる教材が主で、相互作用を含む教育にVRを用いるメリットは小さい。しかし将来的には、視線や身体動作などのセンシングデータを活かせる可能性が高いと考え研究している。現時点では、モバイルセンサーデータに深層学習を用いて座位の身体動作を判別、学習者で動作を確認した。
(求めるパートナー)
VR空間内の視線データについても、再帰型ニューラルネットワークを用いて判別関数を開発する予定。しかし、複数のセンシングデータをチーム内で同期させ、その同期レベルを表示するアプリ開発の技術を持っていない。この面での協力を希望しているが、技術的に可能なレベルを相談の上、アウトプットの形も変えて行きたい。

磯西 徹明

開志専門職大学情報学部
教授

「デザイン思考を活用したオンライン授業及びハイフレックス授業支援システム」を提案する。本システムは、TV番組や人気あるYouTube番組と同様な魅力的な画面構成と遷移、学生状況の可視化、操作の自動化機能を組込み、デザイン思考プロセスを取り入れて開発する。本システムにより真に学生、教員が使い易く、教育効果の高い授業の実現を目指す。
(現状)
新型コロナウィルス感染拡大防止対策のため、我々開志専門職大学を含め世界中の大学で、様々な工夫をしながらオンライン授業を実施している。しかし、現時点で使用されている授業支援システムは、短期間の中でシステム思考で構築されたものが大多数であり、真に学生、教員に使い易いシステムになっているとは言い難い。
(求めるパートナー)
本システムが低価格で構築でき、学生、教員にとって真に使いやすいものとなれば、その運用手順を含め、パッケージ化することにより、多くの学生、教員に多大な恩恵を与えることとなる。そのための研究開発資金(映像製作・配信機材含む)及び実用化に必要な映像制作ノウハウなどが不足している。これらを補っていいただけるパートナーが必要である。

梶 賢太

ザ・クラフト株式会社
代表取締役

学修者本位の教育の実現には、学生が自ら学び始めるきっかけを与える必要がある。これには学生をもっと知り、学修のサポートと興味・関心を持てる授業が必要である。そこで、オンデマンド授業(教材)を利用し、履修状況データを取得。この情報を元に先生には「授業改善」を、学生には「よりよい学修」のアドバイスができる「学修お助けAI」が必要だと考えている。
(現状)
現在は、先生自身が放送大学並のオンデマンド授業を簡便に作成でき、学生の履修状況データを取得ができるツール「OLMS(オルムス)」の開発・改良を進め、東洋大学の協力を得ながら実証実験を行っている。
(求めるパートナー)
学生の興味関心のポイントや特性を探り、適切なアドバイスが可能なAIの開発ができるベンダーを求めている。また、どのようなデータを取得すればより良い学修につながるのか、といった、取得データの精査についても足りていない状況である。

梅田 雅宏

 

学生との質疑応答を行うチャットソフトMellyを利用し、学生の理解・知識な不十分な点を読み取り、質問や会話形式でこれらを埋めていく教育AIチャットボットの実現する。
(現状)
講義に関連付けたチャットアプリで講義に関連した質疑応答をテキストデータとして蓄積している。学生一人一人の質問に回答するには時間が不足していたり、学生の質問の意図を取り違えたりすることがある。特に提出締め切り前の夜間の質問は学生に切実だが、先生からは事前に行っておくべきとの気持ちが働いてしまう。
(求めるパートナー)
AIチャットボットの組み込みと、質疑応答のテキストデータの教師データとしてのデータマイニングが必要。

彌島 康朗

敬愛大学/株式会社アントルビーンズ

学んだ知識を社会で活用できる教育とオンライン型のアクティブラーニングの実現による普及
・リフレクションシート×テキスト分析×インサイト指標×フィードバック=エビデンスに基づいた教育と行動変容促進、定着
・オンライン授業×シミュレーション×ビジネス情報=場所を選ばないアクティブラーニング
(現状)
受講生の取り組み姿勢を可視化共有する使い勝手の良い指標が見当たらず、ワークショップ等の評価が教員の経験に影響されやすい。リフレクションシートの設計や分析の精度向上及び自動化による教員の負担軽減を図りつつ、エビデンスに基づいた指導や評価、フィードバックで、教育効果の向上を図る必要がある。
(求めるパートナー)
これまでの実績取り組みを生かして広げていくために必要な以下のパートナー
・記述欄のあるアンケートやリフレクションシートでのテキストdataを共有し、分析やシステム改善に協力してもらえるパートナー
・大学法人や企業人事研修部門へのルートを持ちつつ、サービス提供において連携して頂けるパートナー

小山 由美

齋藤 弘明

髙宮 知子

田沢 恭子

廣瀨 大

和田 平

日本大学 薬学部
教員

我々のアイデアは、「マスプロ教育では教授錯覚は当然!」という前提に立ち、学生と協働で授業デザインを工夫する仕組みを提案するものです。この仕組みは、学生が授業を振り返り、つまずいた箇所・理由を教材にメモし、電子化して教員と共有するものです。学生が迅速に具体的にフィードバックすることで授業デザインがしやすくなります。
(現状)
「授業デザインのためのノートテーカー」は、学生からありのままの情報を取得することと、迅速なフィードバックに価値があります。学生の授業を振り返るモチベーションにもつながる効果が明らかになっています。現在半デジタル化して実施していますが、増加する需要に応えるためには更なる効率化が求められています。
(求めるパートナー)
これまでの取り組みで、①既存のアプリケーション間連携とカスタマイズ ②オンライン面接時の待機学生とのやり取り ③データ解析の自動化、に律速的な課題があります。授業デザインのためのノートテーカーの質を保ち、即時性を向上させ、学生・教員・スタッフの負担を軽減したいため、教育SaaSに興味あるパートナーを希望します。

平山 喜雄

法政大学学務部
部長

「フィールドワーク×ルーブリック×ゲーミフィケーション」を用いて学修成果の可視化を図り、学生が授業(ゲーム)の中で自分の立ち位置を把握しながら、さらに上を目指すための道標をわかりやすく明示し、楽しく学習を継続しながら達成感を得られる教育を実現したい。
(現状)
本学では、地域社会を訪ね、その魅力と課題の双方を知り、公共政策のあり方を考える実習科目として「沖縄フィールドワーク」を開講している。事前学習等においてLMSを用いているが、フィールドワーク中に活用したり、ルーブリックにおける現在の評価をリアルタイムに確認できるようなシステムになっていない。
(求めるパートナー)
フィールドワークの内容をロールプレイングゲームのような形に落とし込み、フィールドワーク中の課題を仲間と協働し(時には競い合いながら)、学修成果をリアルタイムに確認できるシステム開発の技術が不足している。そのため、バーチャル空間構築を得意とする企業とパートナーを組み、システム開発を実現したい。

程田 和義

CMSLABO有限責任事業組合
パートナー

・体験型学習(物理実験)を在宅(on site)で;良質を低コストで(Open Source使用)。
・アイデア(組合せ):遠隔通信ツール+学習支援材+可搬実験用具(パーソナルデスクラボ:PDL)+ITC(マイコン(Micro:bit、他)+センサー)
・デジタル教材を教師間で共有し、民間との産学連携できる教材Webコミュニティを構築する。
(現状)
・科学実験教育に関する過去の豊富な蓄積を活用する。
・PDLの開発/運用、遠隔指導の実施、他大学での使用等の実績を経て、今後展開期を迎える。
(求めるパートナー)
・▼運用実績が限定的
・運用拡大:試行/評価/改善;内容とシステムの充実(brush up)。
・運用参加の教育機関/学習者等を募り、参加者と共に運用/改善/展開を進める。
・デジタル教材を作成する教師や民間企業の参加拡大

野坂 大喜

弘前大学大学院保健学研究科
講師

医療系学生実習は患者に対してOJTを通じた実践スキル習得を目的としているが,資格取得前であるため直接的な医療行為に携わることは出来ない。そこでMR技術と3D造形技術の融合により視覚と触覚など複数の知覚を伴うハイブリッド式仮想医療OJT技術により,安全に医療技術を習得する次世代教育システムを提供する。
(現状)
VR技術などの動画を用いたイメージトレーニング、その後に人体シミュレータを使用した実習を行っているが、非侵襲的な実習は実環境とはかけ離れたトレーニング手法に限定されている。そのため学生間でお互いの体を提供し合い侵襲的なトレーニングに依存せざるを得ない状況にある。
(求めるパートナー)
採血などの基本医療行為を仮想空間上でトレーニングするためのMR技術、またMR技術を基に実際の人体シミュレーターと融合させるハイブリッド化技術の研究が未着手であり、技術的サポートが可能なパートナーを必要としている。

田中 和博

京都先端科学大学 バイオ環境学部
教授

《目の付け所プロジェクト》学生がインターンシップに参加する前に視聴する短時間の動画(10分以内)を作成し、それを社会全体で共有できるサイトを立ち上げます。動画の内容は、現場で実施する場合の《目の付け所》などのポイントをインターンシップ受け入れ先の企業様の熟練者の方がわかりやすく伝えるものです。
(現状)
コロナ禍により、実験・実習などの実技を伴う教育は、従前の内容では実施が難しくなっています。本学では、予習用の動画を事前に視聴することによって、実験・実習のよりスムーズな実施を目指しています。来年度の野外実習では、株式会社パーシテック様のご協力のもと、スマートグラスなど使った動画を作成する予定です。
(求めるパートナー)
《目の付け所プロジェクト》のサイトには、インターンシップ受け入れ先企業様の事前研修用の動画を掲載します。サイトの運営は事務局経費も含めて、各企業様からの広告収入で賄う予定です。必要なパートナーとは、インターンシップの受け入れ、動画制作費、広告掲載料などにご協力と支援をしてくださるパートナーです。

鵜沼 篤

秋田大学大学院医学系研究科医学専攻 病態制御医学系 麻酔・蘇生・疼痛管理学講座
医員

医学教育で同時多人数での超音波実習を実現するため、教育用のアプリケーションを開発したい。3Dデータ化した人体情報を用い、人体模型と超音波プローブ型の模型に位置情報を発信する端子を設けて、MRデバイス(タブレットでも可)にプローブの動きに応じた2D画像をリアルタイムに表示する。コストを削減し、台数を揃え教育機会を増やす。
(現状)
超音波機器は高価(数百万円/台)で台数を揃えることが難しく、医療機器を流用し、一度に少人数でしか学習できない。超音波技術は心臓・腹部超音波など正しい診断に結びつけるためだけでなく、中心静脈カテーテル留置や神経ブロックなど侵襲的な手技を安全に行うためにも不可欠だ。学生教育に盛り込むべきだ。
(求めるパートナー)
アプリケーション及び模型の開発技術。同時多人数でも遅延なく画像表示を可能とする通信技術。開発資金。同時多人数でも教育の質を落とさない指導方法。学習深達度の評価方法。これらを共に解決するため、設計から開発まで担っていただける技術者及び質の高い同時多人数のスキルトレーニング法をご指導いただける教育者を求めている。

長谷川 かおり

東洋英和女学院大学 国際社会学部
准教授

地域社会の課題について、現地取材および社会実験を企画実施させ、学内での学びを、地域社会の課題解決につなげる教育をめざします。そのため、学内外を結ぶプラットホームとして、インターネット上のサイトを立ち上げて、ここでの情報発信やアクティビティを使い社会実験を実施し、その結果の検証を大学と地域で共有したいのです。
(現状)
今年度は横須賀市を事例に、地域の課題についてゼミ研究と地域取材を実施し、企画としてサイトの設計まで行いました。2021年度には、サイトに非常に多数ある横須加市の観光マップを一ヵ所でまとめ、学生によるバーチャルツアーなどを実験の介入としてを配信、クーポンを配布してニーズ動向を分析します。
(求めるパートナー)
横須賀市のケースだけでなく、こうした取り組みをパーッケージ化し、様々な地域課題の解決や分析を大学で行えるようにしたい。不足しているのは、実験に参加してくれるモニター、クーポン配信のための仕組み、サイトでバーチャル体験の仕組みを作成するためのパートナー、こうした仕組みをパッケージ化するパートナーです。

後藤 仁志

豊橋技術大学情報メディア基盤センター
教授

オンラインでも高い教育効果が期待できるクロスリアリティ(XR)技術を活用した教育アプリの研究開発が、ニューノーマル時代には求められています。XR技術を用いて、センシング、AI・IoT、ロボット等の本学が得意とする最新の研究成果を、活きた教材として速やかに教育現場で利活用できるようにしたい。
(現状)
本学では、近未来XR技術を牽引する光イメージング情報学国際修士(IMLEX)プログラムを実施しています。IMLEX学生は、人の知識・経験・能力を拡張するXR技術を創造し、操ることを目指して、人の認知や感性を科学的に探究し、XR技術による創造現実のための実践的スキルを磨いています。
(求めるパートナー)
より高い現実感や満足感、動機づけのエンハンシング、学びの定着など、これまであいまいだった教育効果を科学的な分析に基づいて定量的に評価し、教育のステークホルダーである学生等と一緒に次世代XR教材の研究開発に取り組むため、より実践的なXR技術を提供してくれるパートナーを求めています。

稲田 和彦

株式会社エクステンシブル
COO

オンライン上のバーチャル・スペース Oasisを活用し、質の高いオンライン教育を実現する。遠隔でも先生や仲間と気兼ねなくコミュニケーションがとれ、近い距離感でコミュニケーションをとることが可能。ゼミなどの少人数制のグループ研究にコミュニティをよりアクティブにすることができると考えます。また、プラットフォーム内の定量の行動データとアンケートなどの定性データを活用し質の高いオンライン教育実現に向けた学習プロセスの最適化をデータドリブンに行うことが可能な環境を提供します。
(現状)
現在 大学生向けに「デザインの学校」を運営しています。過去はチャットツールとビデオ会議ツールを利用していましたが、弊社のバーチャル・スペース Oasisを利用することで、「仲間としての繋がりがより意識でき、学習モチベーションが高まった。講師や仲間に声をかけやすくなった。」という声をもらっています。遠隔でもアクティブな学びのコミュニティを形成することには一定効果があることがわかりました。今後 プラットフォーム内の行動データやアンケートを活用し、学習方法の最適化を図っていきます。
(求めるパートナー)
弊社のプラットフォームを実際に活用していただきフィードバックいただくことで、質の高いオンライン教育の形成に支援いただけるパートナーを必要としています。

藤阪 保仁

大阪医科大学附属病院
がん医療総合センター 副センター長 / 臨床研究センター センター長

高い共感力を持つ医療人養成を実現したい。特に、”悪い知らせ(告知や再発、積極的抗がん治療の中止など)”を伝える機会の多いがん診療を想定し、その大切さを学ぶロールプレイ演習における学修者の言語的・非言語的コミュニケーション能力をデジタル技術を用い評価することで、効果的・効率的な演習を行いたい。
(現状)
がん診療を想定したコミュニケーション技術能力の向上のためロールプレイ演習の重要性は年々増してきている。最大の障壁は、表情や姿勢,身振り,語気,語調などの非言語的メッセージの評価ツールを欠き、教員毎の経験や主観に委ねられ一貫した客観的評価を欠くこと、限られた人数の学修者しか評価が困難なことにある。
(求めるパートナー)
非言語的メッセージのコミュニケーション評価ツールが存在しない。学修者を撮影するなどして、デジタル技術を用い非言語的メッセージを分析・数値化することで”見える化 ”し、適切なコミュニケーション能力評価システム(スマホアプリの開発など)を共同して構築して頂けるパートナーと連携を必要としている。

栗又 啓晋

東北大学理学研究科 修士2年生
学生

私が実現したいアイデアは大学教育の分業です。現在、リモートワークへの転換が進み、大学の授業も動画で行われています。そこで、授業動画の作成を請負うというサービスを考えております。大学教員の授業作成の負担軽減だけでなく、時間をより多くかけて作られた授業を学生が受けられるようになると考えております。
(現状)
東北大学の工学部一年生が履修している講義に対応する動画をYouTubeに載せて学生に周知したところ、多くの学生が利用しました。授業動画を外部委託することで授業がより分かりやすくなっていると考えられます。問題となるのは収益化ですが、この点は模索しているところです。
(求めるパートナー)
大学教育に関係する多くの関係の方々との良好な関係を築くことが必要だと考えております。

淺田 義和

自治医科大学 情報センター
講師

医学教育において、知識・技能・態度の教育を卒前・卒後でシームレスに接続することを実現したい。コロナ禍での遠隔教育の急増などにより、LMS上での学習や履歴管理が可能となった。知識・技能・態度の学習履歴も活用し、モデルコアカリキュラム等に準じた評価も視野に入れたアダプティブラーニングの実現を目指す。
(現状)
LMSとしてMoodleを用いることで、遠隔教育の実現と合わせた学習履歴の取得が可能となった。また、オープンソースの特性を活かし、SQLを用いて種々の学習履歴や評価結果の紐付けも可能となった。これにより、学習者個々人の進捗を解析し、アダプティブラーニングのための基本データを得ることが可能である。
(求めるパートナー)
高等教育やインストラクショナルデザイン等、教育に関する知見を有したうえで、アダプティブラーニングを可能にするLMS(Moodle)のプラグイン検討・開発を担ってくれるパートナー。なお、Moodle本体への導入を視野に入れ、オープンソースのプラグインとしての公開をいとわないことを希望したい。

都築 稔

日本薬科大学
教授・副学長

日本薬科大学は、医療人としてのコミュニケーション能力の向上を目指し、多様な価値観を受け入れる観点から、薬科大学として国内最多となる海外機関と協定を締結している。大学のブランド力を強化するうえで、デジタル技術を使って、海外との交流プログラムを、さらに積極的に展開したい。
(現状)
2020年度に、自前でコンテンツを作成しながら、オンラインでの短期国際交流プログラムを試行的に実施したところ、約1,500人という過去最多の送り出し・受け入れ実績を達成することができた。ただし、国や教育機関によって学事暦やニーズが異なり、円滑な実施という面では課題が残った。
(求めるパートナー)
以下の課題に対して、一緒に解決を目指していただけるパートナー
・教育連携のためのプラットフォーム(大学間マッチング、事務手続き等。将来的には奨学金の申請等も)
海外の教育や医療に明るい人材の紹介
・デジタル技術(AI・VRなど)を活用した教育コンテンツの作成

ROSE Oliver

Language Center, Kwansei Gakuin University
Assistant Professor

大学の英語教師として、私は学生が英語のリスニングとスピーキングの練習をもっと必要としていることを目の当たりにしてきました。インタラクティブなWebアプリは、特に有用な言語練習のために設計されており、クラスやオンラインでの独立した練習やコミュニケーションゲームを提供しています
(現状)
私は以下の2種類のアクティビティを制作し、多くの大学の英語クラスで、対面授業と遠隔授業(Zoom経由)の両方で成功裏に使用してきました。LingoLabは、自習用、ミニテスト用、クイズゲーム用の3つの形式で構成されたインタラクティブな文章構築アクティビティです。www.LingoBingo.live サイトでは、オンラインビンゴゲームを設定することができ、ゲーム主催者はプレイ中にすべてのプレイヤーの反応をライブで見ることができます。以下の「ヘルプ」ページでは、各サイトの詳細を紹介しています。https://sites.google.com/view/lingolabsiteshelp/home
(求めるパートナー)
以下のような支援をお願いします。現在のサイトのウェブホスティングとメンテナンス費用のサポート。現在のサイトに機能性やアクティビティの種類を追加するための資金やプログラミングの専門知識。特に日本人の英語教師と協力して、フィードバック、コンテンツ、リサーチなどを行っていただきたいと思います。

八木 智子

富士通株式会社 ビジネスパートナー本部
担当

聴覚障害を持っている学生がどの大学でも学びの機会を得られ、主体的に”学び”を深める環境を作るため、授業支援の体制を整えたいと思っています。具体的には各大学が利用できる共通プラットフォームを提供し、大学間でのノウハウの共有や人材の連携を可能にすることで、学びの機会の保障を支援します。
(現状)
現状、聴覚障害学生への授業支援(授業内容の文字起こしなど)は各大学で独自に実施されているため、大学によって支援内容に差があります。大学の支援体制が整っていない場合には、聴覚障害学生は学ぶ意欲があっても授業を聞き取れずに学ぶ機会を逃してしまいます。 私自身が聴覚障害者であり、大学在学時に十分な支援を受けていたとは言えないため、この課題を強く解決したいと思っています。
(求めるパートナー)
共通プラットフォーム実現のための検証の場を必要としており、検証にご協力いただける現場の学生(聴覚障害学生、支援を行う学生)や大学様、障害者教育分野に精通されている方の知見と必要としています。また、大学間での連携スキームの整備のため、制度面での支援も必要としています。

坂口 雄哉

株式会社LearnMore 

「学生が自ら考える力を育み、主体的に授業に挑む教育」を実現したい。その為には、授業価値(①学生の真剣度②学習時間③指導の質)を高める必要がある。これらを高める為に、PRESSE(予習・提出・共有・評価システム)の導入を進言する。授業の前に自分の意見を持ち、授業を意見共有と内容の深掘りの場としたい。
(現状)
ZOOMとは違いリアルな教室で学習をしているように感じるバーチャル学習空間をCLOTOと開発し、β版をリリースしている。リモートでも話し合いをすることができるビデオ通話やチャット機能も搭載している。提出・共有・評価システムについてはアイデアのみなであるので、システム開発と監修パートナーが必要である。
(求めるパートナー)
PRESSE実現にあたり、予習で利用するバーチャル学習空間は実験、実証の場、提出・共有・評価システムについてはシステムの開発パートナーを求めている。また、実際の大学の教授と協議をして内容を詰めていく必要があるので開発パートナーと合わせて、大学教授とのマッチングも必要としている。

小椋賢治

石川県立大学 教授

杉森公一

金沢大学 准教授

關谷暁子

北陸大学 准教授

「ハイブリッド型授業におけるグループワーク・プラットフォームの構築」
対面とオンラインをリアルタイムで同期して実施するハイブリッド型授業において,受講環境に影響されることなく、受講者同士がインタラクティブにグループワークできる仕組みを構築したい。ジグソー法やポスターツアーのような協同学習を想定している。
(現状)
2019年まで付箋紙、マーカー、模造紙を用いたグループワーク型授業を実施していた。2020年は、それまでの授業設計を維持しながら、グループワークの場としてオンラインホワイトボードを使用するオンライン授業を設計し、実施した。授業評価アンケートによると、対面・オンラインのどちらの授業形態でも同等の学習効果が得られた。
(求めるパートナー)
ハイブリッド型授業では、対面とオンラインの受講者に同じコンテンツを届けること、共通のグループワーク環境を提供すること、が必須である。そのため、ハイブリッド型授業を実施しながらオンラインホワイトボードを操作・編集できる大型タッチモニターを必要としている。さらに、ハイブリッド・グループワーク型授業を展開する教員ネットワークを構築したい。

近藤 啓介

駒澤大学医療健康科学部
准教授

「ブラックボックス・コンテストの全国大会を開催する」
工学系のロボットコンテストに対し、放射線教育でのブラックボックスコンテストを提案する。ブラックボックスに入れた27個の立方体をX線撮影した画像から解析して立方体の種類を当てるアクティブラーニングで、対戦形式でチーム力・考察力の教育が可能である。
(現状)
教育教材は開発済みで、3年間の教育実績がある。X線の撮影機器が複数必要なため研究室内での対戦を行ってきたが、2020年にはITCを利用することでX線撮影機器を有する2つの大学での交流戦を開催し高評価を得た。専門知識を活用した考察課題は学生の興味を刺激し、積極的な学習とチーム力の育成が期待できる。
(求めるパートナー)
X線撮影機器の数により対戦相手が少なく、学習機会の不足が問題であった。ITCで大学間をつなげれば多くの相手と対戦可能で、相乗効果が期待できる。協力可能なパートナー大学を増やす事と、複数大学での対戦には使いやすいユーザインターフェースの開発が必要でネットプログラムなどの開発パートナーを必要としている。

西村 太樹

東京都市大学理工学部
准教授

演習科目を対象とし、現実世界を模擬するシミュレーター技術を利用することで、対面・オンラインどちらの授業形態であっても試行錯誤や遊びを可能とする。また、複数の学習者がそのシミュレーターを協力しながら操作することで、協調的な学習を実現したい。
(現状)
教員の実験(シミュレーション)風景をYouTube動画として学生に提供したり、ウェブサイト上で数値や条件を変えることで、結果が反映される教材を提供している。その一方で、高度なシミュレーション教材を提供することができていない。
(求めるパートナー)
シミュレーター用教材の開発環境やゲームの要素を教育に組み込むための技術が必要である。また、教材をシェアすることで教育の質向上を目指すためのプラットフォーム作りに関するノウハウが不足している。

小嶋 秀樹

東北大学教育学研究科
教授(東北大学 Scheem-D 検討 WG 座長)

学生の主体的な学びには、ピアな関係性のなかでの教えあいと、そこで学んだことを他者(たとえば同輩・後輩)に教えることによる承認獲得が鍵になります。本提案では、これらを基軸とした教育エコシステムを構築し、正規科目だけでなく、学生の自主活動、研究室との接続、企業インターンシップなどへの展開をめざします。
(現状)
本学では、初年次からの専門研究入門を意図した授業や、学内のおける学生スタートアップ支援事業など、学生の主体的な活動を、専門研究や社会実装に接続するための取り組みが推進されています。これを模範とし、学びの内なる循環と外との循環をつくりだし、これらを噛み合わせることを目指した「仕掛け」を構想中です。
(求めるパートナー)
ポストコロナを見据えたハイブリッドな学びを考えるとき、現状のテレビ会議ベースのオンライン学修環境では機能的に不十分です。学生どうしが教えあうためのプラットフォームとなる「学修グループウェア」が望まれます。既存のLMSとは一線を画するアプリを一緒に開発してくださるパートナーを求めています。

得永義則

学校法人濱名山手学院
(関西国際大学)

フェーズⅠ⇒大学内に散在する学修成果や評価に係るビッグデータを一元管理し①「IR」による教育の質改善②「アダプティブ・ラーニング」による個別学修の提供③「コンピテンシー・マッチング」による企業が求める能力とのマッチング。
フェーズⅡ⇒小学校~中学校~高校~大学と進学しても引き継がれない学修データを教育クラウドとして全国レベルで一元管理し個人の可能性を最大限引き出す教育を実践する。
(現状)
二つの大学でデータベースの一元化を進め、分析内容に応じたデータ抽出する仕組みを構築。また、理解度に応じた学習コースの提供や、学生のコンピテンシーや行動特性などから業種や企業とのマッチングを行うシステムを開発した。一方、小~中~高~大学の学習データをクラウド上で一元管理し、IDM(統合認証基盤)を使って認証とアクセス管理を行う仕組を構築した。
(求めるパートナー)
①きめ細かなアクセスコントロールにより検索・参照・登録を行うための、「ID管理システムと認証システムの再設計」が必要。②大学内に散在する「データベースの連携」ならびに「全国レベルのクラウドコンピューティング環境とその管理」が必要。③多岐にわたる学修活動から得られる定性データや非定性データなどから「コンピテンシー分析のアルゴリズム」が必要。

羽根田 洋

株式会社永和システムマネジメント 医学教育支援室
室長

我々が提案するF.CESSは、多忙な診療・研究と医学教育が両立できる指導医向けの臨床実習プラットフォームで、実習データ一元管理・共有機能が備わっています。また、F.CESSは実習に必要な機能に加えてAIを用いた模擬診察機能により、医療の基本となる学生の診察能力を高め、実習の質を向上させます。
(現状)
福井大学との共同研究で、紙運用が実習運営の煩雑さを高めており、F.CESSを運用することで軽減されることは実証されています。
(求めるパートナー)
福井大学で実証できたF.CESSのメリットが、他大学においても同様に効果が発揮できるのかを検証したい。テスト導入に協力してくれる医学部やそれにつながるようなパートナーを探しています。

池田 佳子

関西大学国際部 教授
グローバル教育イノベーション推進機構 副機構長

インクルーシブ且つあらゆるボーダーを越境した、ポストコロナ禍教育カリキュラムを実現させたい。日本国内の教育者及び学生の多くが「言語の壁」がこの実現を阻んでいる。Ai自動通訳機能を遠隔授業提供用のプラットフォームに搭載し、字幕だけではできない、双方向・多方向型の学びと協働学習をボーダレスに可能にする。
(現状)
Office365等の翻訳アプリとzoom等のウェブ会議ツールを併用して行う等は試行してきているが、双方向の対話には不向きである。文字翻訳技術はかなり進んでいるが、音声通訳については今後の技術開発と精度の向上が必要である。また、学生達の使用勝手を考慮したユーザーインターフェースも未だ存在しない。
(求めるパートナー)
インターフェース開発とアプリの試行的導入を行いたい開発業者のパートナーが不足。海外との連携ルート、学内の実験環境、作業チームは十分にあるので、上記の達成のためには、技術提供組織(企業)とチームアップし、創意工夫して教育モデル開発を行いたい。

佐藤克成

奈良女子大学 講師

水垣源太郎

奈良女子大学 教授

寺岡伸悟

奈良女子大学 教授

サービス・ラーニングは、学生が主体的に地域コミュニティと交わり共に成長する場を提供します。我々は、ロボットアバターや五感伝送など身体性メディア技術の活用することで、所属大学や地域の枠に捕らわれず多様な人が対等に参加し、学習を通して社会的孤立感を減少させる遠隔サービス・ラーニングを実現します。
(現状)
サービス・ラーニング型授業として、地域コミュニティを訪問しての対面形式とテレビ会議を用いた遠隔形式の両方を実践してきました。テレビ会議の活用により調査や議論は実施できる一方で、サービス・ラーニングの醍醐味である、地域の雰囲気を感じながら自己主体感を持って学習することの困難さが課題となっています。
(求めるパートナー)
身体性メディアの活用による雰囲気の共有や自己主体感の向上がもたらす学習効果を、記憶の定着度などの観点から実証し、また社会的孤立感の評価指標・手法を考案する必要があります。遠隔サービス・ラーニングの実証実験に共同で取り組み、学生の社会性育成や地域の活性化に繋げる意欲があるパートナーを期待します。

観音 千尋

田中 亜希子

仲田 由希子

濵野 文寧

パワープレイス株式会社

学生が自ら課題を発見し、実社会をフィールドとして解決していく「社会とつながる豊かな学び」を実現するために
①大学横断型授業の設立
➁学外オブザーバー制度の整備
➂活動発信・記録のためのシステム整備
に取り組みたいと考えています。
(現状)
今までのPBL(Project Based Learning)では、与えられた課題をレールに沿って解決しているものも多くみられ、本当に社会問題を解決しているのか疑問です。メンバーも同じ大学、同じ教員で構成され、自身の大学を出た多様な学びを構築することができていないのではないでしょうか。
(求めるパートナー)
私たちは環境、ICTの分野から学びの場を設計し、つなげることができます。
①大学横断型授業を立ち上げてくれる教員
②真摯なアドバイスをしてくれる企業・地方自治体などの団体
③活動発信・記録のシステムを整備してくれる技術者
の皆様をお待ちしております

土井 寛之

株式会社SPLYZA
代表取締役

「SPLYZA Teams」は、学生スポーツ向けに、映像を利用した考える力を養うための振り返り、分析ツールとして開発・提供をしてきました。今後は、スポーツチームだけでなく、体育などの実技/実習型の授業の中で、教員と学生の双方向型アクティブラーニングツールとしても提案したいと考えております。
(現状)
スポーツチーム、主に、高校や大学部活動約500チームへ採用頂いた実績から、授業活用のニーズを受け、昨年10月アカデミックプランをリリース。昨年からは、新型コロナの影響もあり、5大学の体育科でのスポーツのコーチング授業でオンラインとオフラインのハイブリッド授業の補助ツールとして利用されています。
(求めるパートナー)
スポーツ以外の分野(医療・介護)へのネットワークが乏しく、多様な分野への横展開に向けた提案の機会と、より学校教育に即した仕様へと進化するためのヒアリングや検証の場が不足しています。

石原 雅子

河合 正徳

濱崎 義朗

島田 若奈

Zhdanova Alina

西浦 明倫

⽴命館⼤学 R-DMP(Ritsumeikan Digital Mentoring Project)

〇学生一人ひとりに最適化された、学びと成長に寄与する「デジタル・メンタリング・システム」の構築。
〇学生相談(履修、留学など)の音声から自動で応対履歴を作成・保存し、同履歴を基に新規相談に対して最適な回答案を提案するシステム開発。
〇学生のポートフォリオに履歴を蓄積し、部課横断の総合的な支援と学生のセルフ・リフレクションを促進。
(現状)
〇学生の相談内容に応じて、各部課が相談履歴を記録しているが、全学では一元管理されていない。
〇相談内容の記録は手入力で行われ、記録する基準は相談員によって異なる。
〇各部課には相談の記録を残しているが、学生のポートフォリオには相談履歴を蓄積していない。
〇相談員の経験や知識によって学生相談の対応が異なる。
(求めるパートナー)
〇オンサイト(窓口)、電話、オンライン(Zoomなど)での相談内容(音声)を自動でテキスト化し、構造化データに変換し、データベースに反映する技術。
〇音声からテキスト化されたデータ及びメールによる学生相談のデータから、機械学習を繰り返しながら自動的に最適と考えられる対話シナリオを生成する技術。

川原 洋

サイバー大学
学長

大学間の壁を取り払い、オンライン上で科目を共同制作・共同運用したい。フルオンライン大学のリソースを用いて、単独の大学では難しい、学際的かつ専門性の高い授業を効率的に実現する。各参加校の希望する学生は全員、通常の履修登録と同時にコードシェア(共同運航)された本科目にも登録可能とする。
(現状)
コンテンツ制作ツールやビデオ配信サーバを含むフルオンライン大学のリソースを活用して、質の高い授業をオムニバス形式で効率的に制作する準備がある。運用にあたり、参加大学間で「相互乗り入れ」可能な科目は、開発済みのシステムと単位互換制度のノウハウを用いて、各校で運用する主なLMSにシームレスに提供できる。
(求めるパートナー)
実現に当たり、大学の壁・専門分野の壁にとらわれず、共に授業を制作・活用する教員・大学がまだ足りていない。現在、同じシステムを使っている大学同士で計画している大学等連携推進法人などの関係をより強固にし、半年~1年の共同製作およびその後の継続的な共同運用を長期間持続できるパートナーを必要とする。

森本 有紀

九州大学 芸術工学研究院/九州大学 未来デザイン学センター コンテンツ創成科学部門
助教

オンライン授業で、よりリアルの授業に近い形でグループディスカッションやアクティブラーニングの環境を実現するために、オンラインの授業の席をヴァーチャルで実現し、移動したり、距離によって声が届く人と届かない人がいて、より現実に近い感覚でコミュニケーションが可能なオンライン授業環境を実現する。
(現状)
現状のオンライン授業は、隣人と意見交換や、隣近所でのグループディスカッションなどの流動的な会話が困難で、学生間での意見交換が十分に行われていない。Zoomのブレイクアウトルームなど、個別にグループを作成する機能を有するサービスは存在するが、グループの生成やグループ間の移動の容易性や自由度が低い。
(求めるパートナー)
ヴァーチャル環境での位置を意識したコミュニケーションに特化した既存サービス「SpatialChat」や「oVice」は存在するが、それらの特徴を活かした形で授業に特化したソフトウエアが存在していない。パートナには、そういった仕組みを構築できる技術と柔軟に実証実験を行ってもらえる姿勢を求めている。

清須美 匡洋

九州大学芸術工学研究院教授/九州大学未来デザイン学センターセンター長

AI技術を活用し、「英語で会話する」という前提条件をなくすことで、本質的な議論を促進することを目的とし、各国の社会や文化背景をも、前提としたコミュニケーションのアジャイル化を促進し、新たな研究・教育のプラットフォームを構築する。
(現状)
オンライン会議の導入によって交流の場への参加障壁は下がっているが、共通言語として英語を習得していることが前提条件であることは以前変わっていない。ネイティブスピーカではない国の学生にとって、母国語で会話をする場合と同じ思考レベルで、英語での会話を理解し、考えを伝えることは困難である。
(求めるパートナー)
これらを実現するには、高い同時翻訳機能を構築する仕組みが現時点の技術では大きな障壁となっている。高い翻訳機能を開発しているパートナと共創できるれば理想的である。

松本 祐典

九州大学 未来デザイン学センター
テクニカルスタッフ

オンラインでの実習授業に、①ホスト側から全員の画面を一覧・一画面ずつ閲覧する機能、②ホスト主体で学生の画面を参加者全員に提示する機能、③ホストがリモートで学生の画面を閲覧・操作できる機能(オープンにせずに個々へのアドバイスができる機能)を実装することで、対面と変わらない授業形態が確保できる。
(現状)
オンラインでの実習授業の課題は、教員が学生の制作の様子を見ながらコメントやアドバイスをすることが出来ない点、学生にとっても周りの学生の様子が伺えない点(刺激を受けることが出来ない)である。遠隔授業でこの課題を解決するためには、教員による学生の画面の閲覧・操作機能が必要である。
(求めるパートナー)
現状のオンライン授業システムでの画面共有は1名ずつしか出来ないものがほとんどである。Wherebyに関しては複数名の画面共有を同時に出来るが、ホストがゲストに一人ずつ共有を求める必要がある等、利便性に欠けている。上記オンラインサービスを構築できる技術と柔軟に実証実験を行ってもらえる姿勢を求めている。

山田 謙吾

九州大学 未来デザイン学センター
テクニカルスタッフ

オンデマンド授業を一方向の授業に特化させ、オンデマンド授業の利用を増やすことで、学生が自由な時間に受講できる環境を整える。顔認証AIによる学生のリアクション( 関心度・理解度) をリアルタイムに判定・確認、授業後に集計、個別の習熟確認テストの自動作成などによって、オンデマンド特融の垂れ流しを防ぐ。
(現状)
教員から一方向による情報伝達の座学中心の授業は、オンデマンド(動画配信)授業とオンライン授業の差異を感じることが少ない。そのため、オンデマンドで事足りる授業でも、オンラインを利用し、その結果、学生と教員の時間に無駄な制限がかかってしまう。
(求めるパートナー)
これらを実現する技術と、より良いサービスに昇華させるために根気強く実証実験を重ねることが不可欠である。実証実験の場は大学で提供することは可能。パートナには、そういった仕組みを構築できる技術と柔軟に実証実験を行ってもらえる姿勢を求めている。

清須美 匡洋

九州大学芸術工学研究院教授/九州大学未来デザイン学センターセンター長

ITシステムを各大学で構築・運用するのではなく、信頼性と技術力が高い企業が複数の大学のシステムを大学全体で統合されたシステムを構築・運用することで、セキュリティ品質や利便性・柔軟性の高いシステムを提供することが可能となる。
(現状)
大学教育には、授業の内容に応じた柔軟な教育環境の構築が不可欠である。その実現に向けて、特定の学習支援ツールや、限られた通信経路に縛られることなく、多種多様なツールを利活用しながらも、その情報共有を円滑に行えるように、硬直化した大学の情報システム管理の見直しと、大学教育全体のデジタリゼーションを進める必要がある。
(求めるパートナー)
現状においては各大学がそれぞれ、開発ベンダーもしくは学内セキュリティ・システム担当が開発・保守運用を行っているが、高い技術力で統合システムを構築する必要があり、併せて高い知識・経験を有した者による保守・運用が必要となる。

元村 祐貴

九州大学 芸術工学研究院/九州大学 未来デザイン学センター 人間環境デザイン部門
助教

学びのあとの「オフの時間」を共有することの重要性を示し、授業と授業の間、講演と講演の間の時間でも共有可能な場を実現したい。NeWorkは、雑談などをオンライン上で気軽に行えるサービスである。このようなサービスとオンライン授業をミックスさせたサービスを構築することで、「余白の時間」のコミュニケーションを活性化させる。
(現状)
オンライン会議システムを用いた講義やイベントはコロナ禍においても人の集まりを可能にする有効なツールであるが、対面での実施に比較して「余白の時間」が少なく、余白の時間こそコミュニケーションを深めるという問題を明らかにした。
(求めるパートナー)
授業が終了して休憩時間になったら、 気軽に雑談ができるスペースに移行し、また授業の開始時間になったら通常のオンライン授業のスペースにシームレスに移行する仕組みを構築できる技術を求めている。

山中 脩也

明星大学情報学部情報学科
准教授

ハイコンテクスト文化で敬遠されがちな帰納・仮説形成を,C.S.パースの探究過程を基に循環させ、予測困難な時代に必須な問題解決スキルを稽古できる「オンラインの場」を実現する。具体的には、集団に対して「書出/対話/合一」を非同期に行えるシステムの導入により、自学自習ならぬ「協学自習」の環境を構築する。
(現状)
ソフトウェアの協働的なものづくりプロセスを修練するため、プログラミングとアルゴリズムに関するオンライン実践環境を構成した。ここでは「気づきの書出/コンピュータとの対話/他者の気づきとの合一による問題制作」を通して「つくる」を反復できる。21年3月迄に10〜70代の約500名が参加している。
(求めるパートナー)
学び手が試行錯誤できる対話環境を前提とし、帰納・仮説形成を行える状態を構成する教材が不足している。特に「数学/物理/化学/生物/地学」等に含まれる再現性のある内容は「プログラミングとアルゴリズム」との横断的融合により、探究過程を構成できる可能性が高いため、同分野の教材作成経験のある方と協働したい。

長谷川 仁志

秋田大学大学院 医学教育学講座
教授

医師・医療者の卒前・卒後~生涯教育における講義・演習・実習・評価の各場面を統括してサポートするデジタル教育と、主要な症候・病態ベースで実践学習するシミュレーション教育手法とをハイブリッドした『デジタル教育・シミュレーション教育・対面講義/実習ハイブリッドカリキュラム』を開発して医療の質保証を目指す企画です。
(現状)
大学と関連機関が連携して講義・演習・実習・評価の様々な場面を効果的にサポートする各種デジタル教育はそれぞれ進んできていますが、重要テーマごとにパックとなったシミュレーション教育と最新のバーチャル技術を活用した教材開発や全体を統括し教育改革を推進する部門の充実が将来に向けて必要な状況にあります。
(求めるパートナー)
将来の医療をより質保証していくために、各種教育・研修テーマごとに各種シミュレーション教育をバーチャル化する際の技術開発をサポートいただけるパートナー、講義、演習、実習、評価のデジタル教育連動システム構築をサポートいただけるパートナーを必要としております。

小山慎一

筑波大学芸術系・デザイン学学位プログラム
教授

優秀な大学院生と教員、企業会員が共に学び、徹底的な議論を通じて「未知の課題」を発見し、可視化するための拠点としてデジタルオープンイノベーションラボ「創造学アゴラ」を開設したいです。「創造学アゴラ」ではオープンな議論と制作、作品発表、課題共有、研究テーマ創造を一体的に行い、研究マッチングも行います。
(現状)
思考を飛躍させ、創造的イノベーションを引き起こすためには、描出力(思考を描き出す力)とデザイン思考が必要です。筑波大学デザイン学学位プログラムでは専門科目、プロジェクト演習、インターンシップを組み合わせた創造性教育を進めておりますが、企業様にもオープンな議論の場に参加していただき、ともに課題を創造、解決していただきたいと考えております。
(求めるパートナー)
オープンな議論の場にご参加いただき、共に課題を創造・解決していただける企業会員様を募集しております。

荒木 瑞夫

宮崎大学
准教授

語学教員個人レベルでもVirtual Exchange (VE)の実施が簡単に行えるよう、海外の語学教室とのマッチングや基本的なリソースの提供を行うポータルサイトの構築と運営をしたい。あわせてVEに関する教育理論や方法論を共有する教師のコミュニティも作りつつ、技術面も含めてVEの可能性を追求したい。
(現状)
EU、南米、南アフリカなど、地域的コンソーシアムを作りVEを促進するケースが増えているが、アジア圏での動きは活発とは言えない。大学間オンライン交流を推進する組織はあるが、個人にはややハードルが高い。VEを一英語教員として15年行ってきて、活性化には個人の教員を支援する仕組みが必要だと感じている。
(求めるパートナー)
VEを行いたい個人やグループの教員とつながりたい。大学の英語教員一名の賛同者がいる状況だが、多いほどよいと考える。ポータルサイトを運営するにあたり、技術的・資金的欠如を埋めてくれるようなパートナーを求めたい。また、例えばVRその他の技術関連企業と共同で交流型語学プログラムの提案なども検討したい。

松木利憲

電気通信大学
特任准教授

フィードバックにより個人の変化を生み出す教育を実現させたい。学生や若手社会人など個人が、大学の講義や日常の業務などの振り返りを言語化し、その内容を基に社会経験ある者からフィードバックを受けられる仕組みを大学内から外に広げたい。また社会人経験のある方のセカンドキャリア支援にもつなげたい。
(現状)
社会人経験のある講師と、講義をサポートする独自のWebシステムを基に、キャリア教育に関するワークショップ形式の講義を行っている。学生は講義の振り返りをワークシートやレポートで言語化し、講師からオンライン上でフィードバックされる。この仕組みにより、学生の成長が促されていることが明らかになっている。
(求めるパートナー)
現在、使用しているWebシステムは開発から10年以上経過し、システム開発への支援をいただく企業様を求めている。また、フィードバックを行っていただく社会人経験のある方を、社員の方のセカンドキャリア構築支援の一環として派遣して下さる企業様を求めている。

小原 敬

株式会社デジタル・ナレッジ
ディレクタ

ディスカッションなど学生同士の対話的学習を遠隔で行う際、同一のVR空間にアバターでログインしての対話がZoom等より高い学習効果を得られるのではと考えました。
・VRでの視線、体や声の向き、隣グループの気配やひそひそ話の効果
・アバターが意見を言いやすくする心理効果
などを実証実験で検証したいと思います。
(現状)
VRプラットフォーム「Engage」を用いての対話や有識者との交流を通じ上記の仮説を立てるに至りましたが、まだジャストアイディアの状態です。今ある疑問、
・対話的学習の効果を測るには、どのような教育ゴールと評価法が相応しいか?
を解決し、行動履歴の取得などVRの特性と絡め考えたいところです。
(求めるパートナー)
大学での対話的学習に関する現場感覚が不足しています。より客観的な実証のため、その感覚を持つパートナーが必要です。「重大な差異なし」となる可能性も踏まえ、エビデンスを求めることが重要という姿勢で
・性差別を虫のアバターで議論する心理効果は?
など突飛な案も共にフラットな視点で論じられればと思います。

中田裕一

大阪府立大学工業高等専門学校
地域連携テクノセンター長

本校における教育的特徴は、5年間の教育プログラム(実習)に拠るスキルアップをできるだけ現実社会に結びつける処にあります。本提案は、ポスト・コロナを見据え、幅広い産業分野で活躍できる技術者育成を行うために「デジタライゼーションセンター」開設を企画しています。
(現状)
本校では、全学生へのICT教育を基盤とした教育プログラムにおいて、多様な産業界で新たな価値観を生み出せる(DX)ような取組みを、通常の学生生活において産業界へ関わることができる学内サテライトラボで実装までの過程に組み込めるモデル Education Start-up Model の構築を構想中です。
(求めるパートナー)
オフライン&オンラインのハイブリッド的な「教育環境プログラム」を一緒に開発してくださるパートナーを必要としています。また、学生が多様な産業領域で活躍できるように、どのような知識やスキルが必要となるか認識できるアプリを一緒に開発してくださいるパートナーを必要としています。

藤本雄紀

北陸大学経済経営学部
講師

地方小規模大学(特に経済・経営系)の文系学生に対して、ものづくりを通したICTスキルの定着を実施したく、2020年7月に「ものづくりLab」を設立しました。今後、さらなる発展のため、文系学生ならではの柔軟な発想と、それを実現するものづくり環境を活用した授業設計や、地域連携を実現していきたいと考えています。
(現状)
地域で取り組まれている小学生向けプログラミング教室に、ものづくりLabの学生メンバーが講師として指導する機会がありました。また、ITフェアへの出展や近隣大学や企業との連携も生まれるなど、地域連携とともに学生自身の成長につながるような取り組みを実施してきました。
(求めるパートナー)
ものづくりLabの学生は日々勉強会を開くなどして技術力がかなり向上してきましたが、それを活かせる機会がまだ少なく、企業様との共同研究などを期待しています。また、ものづくりLabは本学のみならず様々な方に活用いただきたいので、興味のある方がいればお越しいただきたい。